いま大学生です。就職は内定しましたので、卒業前にバイクで日本一周をする予定です。肝心の愛車が事故で壊れてしまい、中古を買う予定です。でも、親に頼らず自力でやりたいんです。ローンを組んでバイクを買うときの注意点はありますか?
本体のローンだけでは足りない
卒業すれば仕事が待っているわけですね。つかの間の猶予期間を学生最後の思い出づくりにバイク旅行というのはすばらしいと思います。気をつけて行ってきてください。
さてバイクのローンですが、学生だからといってローンが組めないということはありませんから、いろいろ調べてみることをお勧めします。ただし、重要なポイントがあります。大きくわけて3つあります。
その1は、返済能力です。大学生でもバイトしだいでは月収にかなりの差がありますので、現在の資金、そして足りなくてローンを組んだ場合の返済をどうするかを考えてください。たとえば、りそな銀行のバイクローンのシミュレーションで、50万円借りて3年で返済する場合、もっとも金利が高い場合の14%を想定して月17,088円です。これを3年間、毎月返済し続けることができるのか、です。
就職が決まっているとはいえ、最初のお給料が振り込まれるのは入社した月の給料日ですし、入社日によっては満額ではありません。また手取り額は額面とは違います。社会人になれば身だしなみを含めてお金が必要になることも考慮して考えてください。
さらにそれまでの間、旅行をし、バイトをすることを考えて、これだけの返済ができるかどうか考えてみてください。もっとも、あなたの年収が返済可能な額でなければ審査を通らない可能性もありますし、借りられる限度額も変わってきます。
その2として、いくら借りればいいのか。今回はバイクを手に入れて旅行もするのですから、バイク代だけでは済まないことが目に見えています。ヘルメットのように前のバイクの備品で使えるものもあるでしょうが、保険、オプションでつけたい備品、旅行のための装備などを考えると、バイク代を借りておけばいいというわけではありませんよね?
先に例にあげたりそな銀行のバイク購入ローンでは本体価格のローンだけではなく、保険や備品を含めてローンが組めます。ただし、審査しだいなのであなたの希望額が借りられるとは限りませんから、計画は綿密に立てて、ムダな出費を減らすことも大切です。
その3は、せっかく内定したのに卒業ができなかったら大変だ、ということ。返済のためのバイトで忙しく勉強を疎(おろ)かにすれば、内定も取り消し、ローンだけが残り、新たな学費負担も考えられます。つまりどのみち、親の援助が必要になる場面があるかもしれないのです。だったら、ローンだけに頼らず、きちんと根回しをしておき、いざというときに頼る先を見つけておくことも、大人の行動として大切なことだと思います。
バイクが欲しい学生さんはカードローンを利用しましょう
アルバイトで働きながら、大学や専門学校に通っている学生さんの数は多いですが、バイクさえあれば移動が楽になるのにと思っている方もあるのではないでしょうか?車を購入するほどの資金はなくても、それぐらいなら何とかなりそうですし、一台あれば、通学や通勤、買い物にも使えるので非常に便利です。
とはいえ、一人暮らしの方の場合は、毎日学業と生活に追われているため、なかなか購入資金が貯まらないかも知れませんね。どうせ乗るなら若者らしい、格好いいデザインのものが欲しいでしょうし、そんなタイプはかなりの高価格になるので、そう簡単に手が出るものではありません。ですがカードローンを利用すれば、今すぐにでも買えるので、悩んでいる方があれば思い切って、銀行や消費者金融などの会社に申し込むようにしましょう。
学生でもカードローンを利用できるんだろうかと思う方もあるでしょうが、ホームページで利用条件を調べると、20歳~65歳前後の方で、毎月安定した収入のある方ならOKと書かれてあるので、アルバイトをしているなら、その資格は十分にあります。もちろんパートや派遣社員、自営業の方でも借りられますから、欲しいものがあるのに購入資金がないときは利用するようにしましょう。
利用の際は、担保や保証人のようなものは一切必要ありませんが、本人確認書類は必要なので、忘れずに用意しておいてください。本人確認書類とは何かというと、運転免許証や健康保険証のコピーになります。会社によっては住民票や、パスポートでもかまわないところがあるので、公式サイトで調べるか、問い合わせてみるようにしましょう。銀行や消費者金融では、この本人確認書類をもとに審査が行われますが、早い会社なら30分ほどで結果が出ます。このときの審査結果が合格なら、銀行振り込みや提携金融機関のATMを利用してお金を引き出せるので、すぐに欲しいものが買えるようになります。誰でも簡単に出来るので、まだ利用したことがない方はぜひ試してみてください。