30代の会社員です。いま子供が2人います。もう1人ぐらい欲しいのですが、経済的な面で不安があります。郊外に家が欲しいと夢見ていますが、このままだと教育費などで貧乏生活に陥りそうです。保険とローンを見直したほうがいいでしょうか?
生活の拠点から見直そう
簡単に収入が増やせるわけではありませんから、現実的に考えることも大事です。子育てのためにできることはなにか。そしていま不要なものはなにか。それを見直していくことで、多少なりとも不安は減らせるのではないかと思います。
ところで、郊外に家が欲しいという夢があるそうですが、現在のお住まいはどちらでしょうか? 都会のマンション? 賃貸ですよね? もしそうなら、そこを変更することを考えてみてはいかがでしょうか?
郊外の安い賃貸に変更する。そうすることで、生活費全般が見直せると思います。それだけではなく、地域によっては子育てのための施設や補助が充実しているところもあるので、「子育ての環境がいい」地域へ引っ越すことで、大きく改善する可能性があります。
そこまで思い切ったことができない状況なら、確かに保険とローンはしっかり見直したいところです。まず生命保険も見直しましょう。勤めていて健康保険があるのなら、大きな生命保険はいりません。最小限もの、共済などに変更していきましょう。そしてできれば子供たちのために学資保険を検討してください。子供のために貯金をするよりも、学資保険のほうがお得です。
ローンの見直しも大切です。マイカーはあきらめる。カーシェアリングを利用すれば、自動車ローンも車庫代などもいらなくなります。マイカーは保険もけっこうな負担になりますからね。
消費者金融やクレジットカードでの借り入れは短期できちんと返済して長引かせない。将来の住宅ローンを組むことも考えれば、こうした借り入れはできるだけ減らしておきたいものです。住宅ローンと他の借り入れを同時に返済していくのはかなり大変ですから。また、住宅ローンの審査で不利になる可能性もあるのです。
どうしても必要なお金が足りなくて、消費者金融やクレジットカードで借りるときはとにかく早く返済することです。そうすれば金利も少なくてすみます。クレジットカードの場合は、金利手数料のつかない1回払い、2回払い、ボーナス払いなどを上手に活用していけば負担が大きくならずにすむでしょう。
子育てを考えるとき、自分たちだけではどうにもならないことも多いので、地域、家族などとの連携をよく考えて将来設計をつくってください。
貧乏時代の子育てをうまく切り抜けていく方法を知ろう
貧乏な時代というものは誰にでもあるというように言えるのではないでしょうか。とくに子供が生まれてからというのは、夫婦で共働きをしていたという生活のバランスがくずれ、子育てに一方が従事するということも多くなるため、収入の道が一つになるということが考えられます。共働きをしているという家庭と比べるとそれこそ収入が半分になるという事にもなり、家計運営をする側というのは非常に大変だという思いに駆られる場合があります。
子育てというものには、それなりに支出するという時期もあり、お金がないというのを我慢するだけというのではやっていけないということも多々あるのです。
ですから、そういった時期をうまく切り抜けていけるような方法というものを知るというのも大事です。たとえば、給料が入ってくる時期と、必要なお金が不足しているという時期の境というものを真剣に見ていくということが必要になります。どのぐらいの金がくが必要になるのか、またそれを誰かに借り入れした場合に、次の給料日までには返すことができるのかというのを、具体的に月々の生活に使うお金も含めて計算をするということになります。
キャッシングにおいては、その時に必要な額を借入することもできますし、また返済日を待たずして、振り込みなどで返済をするということができれば、金利などを支払う額が減少するということにもなります。どうしてもお金がこの時期にこれだけ必要だというのを、しっかりと確認するということで、キャッシングの返済額などのシュミレーションができるということにもなり、返済までを含めて計画を立てるということにつながるのです。
子供の教育というものに対して、その時に必要なお金がないからということで手をこまねいてしまうという事ではなく、きちんと返済をするということを視野に入れて行動をするようなことが必要なときというものあります。どうすべきかというのをきちんと考えておくことというのが親には必要でもあるのです。